商工会活用術 金融編
SNSの運用サポートで
クライアントの
知名度アップ。
広告の主戦場はWEBへ。
支援を受けるきっかけ
商工会には会社創業後まもなく青色申告の方法について相談に行きました。申告方法や便利なツールなどを詳しく教えていただき、書類もすべて見ていただきました。それをきっかけにいろいろと相談していく中で今回の融資の話になりました。個人で起業すると、自分を支えてくれる投資家がいるわけではないので、金策には限界があります。新規に利用するにはどういった融資があるかを相談して無担保・無保証のマル経融資を紹介していただき、商工会の担当の方に尽力いただいて資金の調達ができました。そもそも、こういった融資があることを知っているだけで、会社の未来が大きく変わると思うので、商工会に出会えて良かったと思います。
取り組み・活用方法
融資を受けて、自分を含めて3人体制になりました。動画の撮影・編集、SNSの運用を社内にいるスタッフに任せて、私は営業活動に専念し仙台から東京まで広く受注できるようになりました。最近は県内の多くの企業でも動画やSNSを活用したマーケティングが注目され徐々に拡大してきているように感じます。
SNSですので、アカウントを作ったり動画をアップして終わりではありません。コメントへの対応、フォロワー数を増やす仕掛けの構築、アカウントをどう運用していくかというところまでトータルで請け負っている会社は仙台では弊社くらいで、ほとんどは東京の会社が手がけています。実際にクライアントから言われたことですが「宮城県の人だから安心」とのことでした。「何かあったらすぐ会社に来てもらえる」「東京からの遠隔ではレスポンスが悪い」など、リモートの時代ではありますが、スタッフが直接対応することはまだまだ大事だと感じています。
支援を受けての感想
融資を受け、資金繰りの円滑化を図ることができました。今は自宅とレンタルオフィスなので、まずは事務所を構えて活動できればと思っています。もっと人数を増やし、ブランディングや編集、撮影など専門のスタッフも含め、チームとして活動できるよう安定した地盤を作っていきたいです。商工会にも引き続き経理をお手伝いいただき、会員の方でSNSが必要な業種の会社をご紹介いただきたいと思います。
事業所のPRポイント
こういった業務はまだ東京の広告代理店が中心で経費もかなり高額ですが、それぞれの会社で社員に担当させることは負担が大きく、他の仕事と兼務では厳しいのが現状です。弊社では閲覧数を稼げる動画の制作からSNSの運用、結果の分析までトータルに、東京の広告代理店よりもかなり低予算でお引き受けいたします。また何か疑問や問題が発生しても、遠隔ではなく、すぐに対応にお伺いすることができます。
商工会の活用ポイント
自分がして欲しいことをはっきりと伝えることが大事かと思います。私の場合は、仙台のクライアントに商工会の事業を通じて出会えたご縁もあります。そこで「クライアントになりそうな会社を紹介してください」とお伝えしています。受け身でいては始まりません。
【活用した支援メニュー】
日本政策金融公庫
経営改善資金(マル経融資)
これまで動画制作・編集、営業も私ひとりでしていたため、社内での作業はスタッフに任せて自分は営業に力を入れたいと考え、そのスタッフを雇用するために融資を受けました。融資の種類の相談から書類の作成などもすべて商工会から支援をいただきました。迅速な対応の結果、資金繰りの充実を図ることができ、今は撮影や編集、プランニングも一緒にできるスタッフを2人雇うことができました。スタッフが増えたことで仕事の幅が広がりました。
取材先企業
on the one
齋藤 陽介さん
ショート動画制作を中心に企業のSNS運用を手掛けています。制作から運用、フォロワー数や閲覧数の管理、その結果の分析から次の広告戦略まで、トータルでお引き受けします。
SNSのトータルな運用で
会社情報を発信
SNSの企画から、動画撮影・編集・運用までトータルでお任せいただけて、価格もリーズナブル。ご相談や疑問にもすぐに直接対応が可能です。運用をお考えでしたらぜひお声がけください。